安全にチャンネル(部屋)を維持するために

公開チャンネルを開設していると、残念なことに、悪意をもってチャンネルに 攻撃をしかけてくる人がいます。また、チャット上でのトラブルをきっかけに チャンネルの独占を行なう人が出ることもあります。

このドキュメントは、平穏無事にお話しをしたい方々のために、 なるべく安全にチャンネルを維持する方法をお伝えするものです。 ぜひ、ご一読ください。

このページに記載している対策やマナーを守らずにトラブルに遭遇したとしても、 ReichaNet管理グループとしては対応をいたしかねますので、ご了承ください。

操作方法のサンプルとしてCHOCOAを使っています。

いろんなモードの設定

チャンネルにはモードがあります

チャンネルには「そのチャンネルが一覧に表示されるない」「招待されないと入れない」など、いろいろな属性がついています。それをチャンネルモードと呼びます。

例えば、CHOCOAではチャンネルモードは右下のウィンドウに表示されています。 下記の例では、「#みほん」 にはモードは設定されておらず(+)、「#みほん2」 には +nst というモードが設定されています。


とりあえず、以下のモードは覚えてください。

モード機能
+sチャンネル一覧に表示されなくなります。
+nチャンネルにjoinしない人の発言を禁止します。
+tトピックの変更は、チャンネルオペレータ(@)しかできません。
+i招待した人だけが、チャンネルに入れます。
+kチャンネルに入るときにパスワードが必要です。
+b特定の人がチャンネルに入れないようにします。

チャンネルモードの設定方法

チャンネルモードの変更方法をCHOCOAを例に説明します。

まず、変更したいチャンネルへ移動します。


「チャンネル」→「ここのモードを変更する」を選びます。


設定したいモード(この例では+nst)を入力します。 モードを解除したい場合は、+ではなく、-を先頭につけます。


モードが変更されました。


CHOCOAの場合、「チャンネル」→「チャンネルダイアログ」を選択することで より簡単にモードが変更できます。


どんなモードにすればいい?

チャンネルを維持し、運用するためには、チャンネルの雰囲気やポリシーにあった チャンネルモードに設定しておくことが大事です。

チャンネル作成直後は、モードは何も設定されておらず、誰でも一覧からそのチャンネルを探したり、join(参加)したり、発言したりできます。チャンネルによっては、それは好ましいことではないでしょう。

例えば、新しい参加者に来て欲しくない(チャンネル名を知っている人しか入れない)チャンネルを作りたければ +ns した方がいいですし、もっと厳しく制限したい場合は +k でパスワードを付ける必要もあるでしょう。

お勧めなのは、仲間うちで話をするチャンネルは +nst を、 一般の方も参加して欲しい場合は、+nt を設定することです。 ただし、+t を設定した場合は、チャンネルオペレータ権限(@)を維持することが 重要です。維持することが難しい場合は、それぞれ +ns、+n にするといいでしょう。

チャンネルオペレータとは

チャンネルの平和と秩序を守る人、それがチャンネルオペレータです。 誰がチャンネルオペレータであるかは、@印で表示されていることが多いです。


チャンネルオペレータ権限があると、以下のことが行なえます。

逆に言えば、悪い人にチャンネルオペレータ権限を与えてしまうと、 チャンネルを乗っ取られる可能性が非常に大きいです。 チャンネルオペレータ権限は信頼できる人にだけ、与えてください。

チャンネルオペレータ権限の与え方

CHOCOAを例に説明します。下記の画面で、右上の部分にチャンネルにjoin(参加)して いる人が表示されています。この中ではsample(自分)だけがチャンネルオペレータ権限(@)を持っています。それを親友のfriendさんに上げることにします。


チャンネルオペレータ権限を与えたい人のnickで、右クリックします。 メニューが表示されますので、「+o配る」、を選択します。


オペレータ権限を与えることができました。


ちなみに、「+o配る」の下に「蹴る」メニューがありますので 「+oするつもりでまちがって蹴る」ことのないように注意してください。 逆に蹴るつもりで、+o を上げてしまうのは非常に危険です。

チャンネルの維持について

同じ話題を共有したり、いつもの常連さんと話をするために、 同じ名前のチャンネルをいつも利用したいと考えるのは、よくある話です。

しかしながら、IRCでのチャンネルは誰かの所有物ではなく、みんなが集まる 場所についている名前のようなものです。誰もいなくなるとチャンネルそのものが ネットワークから消えてしまいます。

ですから、「いつでも同じ名前のチャンネルを維持」するためには、 それなりの努力が必要となります。トラブルを避けるためには、チャンネルに 参加している一人一人が維持を心がけてください。 ここでは、チャンネルを維持するための方法のいくつかを説明します。

留守番をする人が必要です

チャンネルは、誰かがその名前のチャンネルにjoin(参加)すると作成され、 チャンネルにjoinしている利用者が全員抜けると消滅します。 そのため、ある特定のチャンネルをある特定のポリシーで維持したい場合、 そのチャンネルに24時間、誰かが留守番する必要があります。

まず、ADSLやCATV(ケーブルTV)のように、常時接続されている回線と そして電源が入りっぱなしのコンピュータが必要です。これがあれば、とりあえず 24時間 留守番をすることができます。

留守番は複数人必要です

ADSLにせよCATVにせよ、メンテナンスやトラブルで回線が切れてしまうことが あります。また、コンピュータもハングアップしたり、なんらかの理由で 再起動しないといけないこともあるでしょう。

留守番が1人だけでは、この人がいなくなったときに困ってしまいます。 できれば複数の人が留守番をするようにしましょう。同じプロバイダを 使っていると共通の原因で留守番がいなくなる可能性もありますので なるべく違うプロバイダを使っている人が望ましいです。

留守番同士でチャンネルオペレータ権限を与えあいましょう

チャンネルオペレータ権限がないと、悪い人を蹴り出すこと(kick)ができません。 チャンネルモードも変更できません。 常にチャンネルオペレータ権限を複数の人が持っているようにするために、 留守番同士で権限を与えあうようにします。

もし、なんらかの理由で、チャンネルオペレータ権限を持つ人がいなくなったら、 いったん全員がそのチャンネルを抜けて、再度入り直してください。 最初に入り直した人がチャンネルオペレータ権限を得られます。

チャンネルオペレータ権限を簡単に共有できるように、IRCクライアントの マクロ機能やスクリプトを使うこともできます。pircやmadokaなどの常駐ツールを 使ってもいいかもしれません。例えば、CHOCOAの場合、 CHOCOA RESOURCE CENTERに、チャンネル維持にも役立つスクリプトが いくつか登録されています。

留守番以外の人に、不用意にチャンネルオペレータ権限をあげないでください

チャンネルオペレータ権限を誰にでもあげることは非常に危険です。 誤って、悪い人に権限を与えてしまうと、そのチャンネルを乗っ取られて しまうかもしれません。チャンネル内での口論から逆上して乗っ取りを行なう人も いるかもしれません。

チャンネルオペレータ権限はなるべく、「信頼のおける知人だけ」に 与えるようにしてください。もし、ネットワーク上には知り合いがいない場合は、 普段の発言を観察して、もしこの人に乗っ取られても後悔しないと思える ようになったときにだけ、チャンネルオペレータ権限を与えてください。

一部のチャンネルでは誰にでもチャンネルオペレータ権限をあげたり、 また、チャンネルに参加するなり権限を欲しがる利用者もいます。 でも、それはあまり良い行ないではありません。

なんだか知らない人は蹴ってもいいの?

なかには「チャンネルに常駐しているけど何も喋らない人」がいるかもしれません。 知り合いならいいのですが、知らない人である場合はトラブルの元ですし、 そもそも安心してお喋りができません。

怪しいと思ったら、一声かけて蹴ってしまう(kick)のも、場合によっては重要です。 蹴られたことを逆怨みする人もいますが、そういう人は蹴らなくてもトラブルの元に なる可能性が大です。蹴られても蹴られても入ってくる人がいれば、+b (ban)で 入れなくしてしまったほうがいいかもしれません。

いろんなチャンネルを使い分けよう

常連さんだけで話をするのではなく、いろんな人と話をするための チャンネルがあるのは楽しいことです。でも、一覧が取れる公開のチャンネルには 悪い人がくる可能性もあります。

万が一、悪い人にチャンネルを乗っ取られた場合、話をしていた常連さんと 連絡が取れなくなるのでは困ります。チャンネルの復活の相談や、 別のチャンネルへの移動の通知もしたいことでしょう。

相手が信用できる人だ、と思ったら、「連絡用の、一覧に表示されないチャンネル」 (+sされたチャンネル)を教えたり、連絡用のメールアドレスを交換しておくと いいかもしれません。相手によっては、教えるメールアドレスは、 いつでも捨てられる無料のメールアドレスの方が安全かもしれません。

なお、自宅の住所や電話番号を教えるのは、よっぽど信頼できる人でない限り 避けてください。トラブルの元です。

平和に会話するためのコツ

ReichaNetは公共の場です。マナーを守って利用するように心がけてください。 文字だけのコミュニケーションですので、言葉の行き違いなどでトラブルに なる場合もあります。

普段から対策をしていれば、トラブルは減らせます。 また、以下のことを考慮しないでただなんとなく会話をしている人は、 家に鍵をかけず外出しているようなものです。

社会常識を守りましょう

IRCに限らず、一般社会の常識を守らずにトラブルになるケースも散見されます。


相談したいときは

相談が必要であれば、info@reicha.net まで、電子メールにてお願いします。IRCでの質問は受け付けておりません。
「どこそこのチャンネルに行くと管理者がいて相談にのってくれる」というデマが流れているようですが、ReichaNetの管理者としてIRCで相談を受け付けることはありません。そのチャンネルの利用者にも迷惑になりますので、相談事は必ずメールでお願いします。


Thu May 30 03:32:53 JST 2002